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申立人のコメント

 

 

 私はフジ工務店の時代からフジ住宅でパート社員として安心して暮らせる家づくりの一端を担ってきました。会社組織からすれば末端の一従業員に過ぎないかもしれませんが、業務に従事する中で知識を蓄え、「幸せな住まいの提供」に関わる今の仕事には少なからず誇りとやりがいを感じ、その上で当然のことながら収入を得られるということに感謝も感じていました。共に働く他の方も同様であると思っています。

 しかしながら、働き出して数年の内に人権救済の申し立てに至るような事由が会社の中で増え続けてきたことで、不信感や嫌悪感、不安等といった安心とはほど遠いものを感じながら業務することに変わってしまいました。

フジ住宅および会長には、この勧告を機会に、過去に為されたこと、現在為されていることが、人を傷つけるものであること、差別意識を許容すること、時に育むことにつながっていることに気付いて欲しいと思います。「日本人であろうがなかろうが」「価値観が違っていようが」「肩書きがあろうがなかろうが」社会の多様性を大切にする姿勢を示していける会社を目指していただきたいです。

 そして、ピリピリせずに働ける日常が早く実現して欲しいです。

 

以上

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